HG 1/100 GX-9900-DV ガンダムエックス ディバイダー

いよいよこのシリーズも中盤に入ってきました。ガンダムXディバイダーであります。
一応、このディバイダーで敵、味方とも出揃う事になります。この後は所謂パワーアップ機が出始めるんですけどね。まぁディバイダーもパワーアップと言えばパワーアップですが。

確か劇中ではこのディバイダーの登場と共にサテライトキャノンを使う普通の「X」は登場しなくなったと思います。Xを改造したのだから当然なんですけどね。

数々の武装や最大の武器であるディバイダー等非常に魅力あるキットです。



ガンダムX ディバイダー

ガンダムXの最大の武器であるサテライトキャノンだが、月が出ていないと使えないという致命的な部分もあった。ニュータイプ専用機ベルティゴにサテライトキャノンを破壊され、その際サテライトキャノンを排除し、新たなる武器「ディバイダー」を装備させたのがこのガンダムXディバイダーである。他にも各所Xを改造してある。

        

制作方法はいつもの通り、ガンダムマーカーでポイント塗装&スミ入れであります。ポイント塗装の箇所をXより増やしましたが、あまり変わらないような・・・。スミ入れは前のXはブラックを使いましたが、今回はグレーを使ってあります。割と落ち着きましたかね?。

で、プロポーションですが、背中の「X」に見えるのが改造してもやはりXなんだ、と嬉しいデザインであります。



頭部

頭部の制作方法はXと殆ど同じです。顔の部分のスミ入れだけブラックを使いました。目の部分はメタグリーンを使用。


X−グレネーダー

取り外して手に持たせる事も当然可能です。グレー1色のパーツの物にホワイトで塗装しましたが、どうしてもガンダムマーカーだと限界があります。さすがに白は食いつきの良いいわゆるラッカー系塗料などを使った方が良いでしょうね。


ビームマシンガン

これも見難いかな。ビームマシンガンは各所をグレーで塗装。似たような色なので目立ち難いですが。後はブラックでスミ入れ。


ディバイダー

閉じている時はシールド並の役目をし、展開する時は通称「ハモニカ砲」と呼ばれる特殊なビームを発射する。


展開するとこんな感じ。

ディバイダーはシール処理の所を全て塗装。ブルー、レッド、バーニア部はブラックで塗装してあります。


ホバーリングモード

ディバイダーのバーニアとバックパックのバーニア計4基を使う事でかなり長距離の空中移動が可能。

と、言う訳でディバイダーを変形させ、バックパックに取り付ければホバーリングモードになります。バックパックのバーニアの展開も忘れずに。


大型ビームソード

実はキットには1本しかビーム部が付いておりません。なので単体で買うと二刀流は再現できないんですね。

ビームソードのグリップは柄の所をメカグレーで塗装。先端も同じくメカグレーで塗装。



ガンダムX妄想ストーリー5

「お待たせぇーっ!」

突如フロスト兄弟に見た事も無いビーム兵器が襲い掛かる。何とか避けた物の危ない所であった。
そのフロスト兄弟と対峙していたウィッツとロアビィは明るいその声を聞くと汗を流しながら微笑む。

ウィッツが言う
「遅いじゃねーか!」

正直ウィッツとロアビィだけにはフロスト兄弟は荷が重すぎる。それは本音かもしれない。

形勢が不利だとみなしたフロスト兄弟は部下を引き連れ撤退する。しかしその間にも改造されたX、ガンダムXディバイダーによってもういくつものMSが破壊されていた。

戦いから帰ってきたディバイダーのパイロット、「ガロード・ラン」は急いでフリーデンのある場所へ向かう。
その場所で待っていた少女の微笑みにガロードは照れくさそうに背を向ける。

だがその少年の心には守るべき人を守れたと、誇らしげに思うのであった。


おまけ&塗装レシピ

毎度お馴染みの昔作った素組み&シールを貼った物です。やはり、黄色のままだと他のガンダムに比べ安っぽく見えてしまうんですよねぇ。そういう訳で黄色の部分にはゴールドで塗装してあります。今回は流用は一切無し。本当は腕の関節や膝関節は流用したかったのですが面倒くさいのでやめました。

塗装に使った色は、ガンダムマーカーのホワイト、ブラック、レッド、グレー、メカグレー、ブルー、ゴールド、メタグリーン。
スミ入れは白いパーツにはグレー、ただしフェイス部にはブラック。後はブラックを使いました。

キット定価 1500円